安住寺だより
第31号
ご挨拶
年頭にあたり、東日本大震災にて犠牲になられた方々のご冥福と、早期復興、皆さま方のご健康をお祈りいたします。
平成24年 元旦
南鯖石小学校、門出小学校がそれぞれ閉校になります
閉校記念式典に児童たちの美しい歌声が響きました
南鯖石小学校は新年度より鯖石小学校と統合することとなり、89年の歴史を閉じることとなりました。閉校記念式典では、長い歴史の重みを改めて実感し児童たちの素晴らしい歌声が参加者の心に響きました。

玄関脇の外壁には「陶板モニュメント」が描かれました
児童数の減少という現実に、高柳地区でも同様に門出小学校が閉校となり、高柳小学校と統合することとなりました。 門出小学校は明治7年の開校以来、138年の長い歴史を刻んできました。
特に近年、学校の目標には「子どもの夢の実現」を掲げて学校と地域が一体になり豊かな心の教育を実践する「みんなが主役の学校」です。
門出小も南鯖石小も閉校になるのはとても残念なことです。小規模校だからこそできる素晴らしい教育は地域の、ふるさとの宝としてこれからも受け継がれていくことでしょう。
右:会田市長と来賓、役員による記念碑の除幕式
左:小学校の校歌が刻まれた立派な記念碑ができました
閉校記念碑の隣には昭和50年の「門出小学校創立100周年記念碑」
今年で138年という長い歴史を閉じることとなりました
「旭日双光章」受章 小山貞雄さん
平成23年秋の叙勲受章者が11月3日に発表され、安住寺護持会役員の小山貞雄さん(高柳町岡田)が旭日双光章(地方自治功労)を受章されました。
今回、県内で旭日章の受章は26人。
小山さんは長年にわたって地域への貢献、特に交流観光への議論の調整役として多くの役職を歴任されての受章となりました。「たいへん名誉なことで感激です」とのこと。
その役職と経歴はここに紹介しきれないほど多方面で活躍してこられました。
このたびの受章が発表されて以来、お祝いの電話や訪問、各種会合などで慌ただしい日々が続いているそうです。
新聞の記事より
昭和58年から連続5期20年間、高柳町議会議員。
平成3年から副議長、地域活性化特別委員長、平成7年から6年間は議長。刈羽郡議長会の会長も務めた。じょんのび村、こども自然王国など交流観光に向けた話し合いや取り組みが盛んに進められた時代。議会も白熱の議論を重ねた。叙勲の知らせに「住民が一丸になって燃えていた。高柳の一番いい時代に議長をさせていただいた。じょんのび村のテープカットが思い出に残る」とトム子夫人と当時を振り返り、議員仲間や行政当局、住民に感謝する。
早くに父親を亡くし、和だんすの製造販売で家族を支えた。町交通安全協会会長、社会福祉法人理事など多くの役職を歴任。現在は自民党高柳支部長
柏崎日報 平成23年11月4日
先日の祝賀会では、ふるさとを愛する情熱、温厚ながら困難には負けない信念など、小山さんの人柄を称える祝辞が続き、「議会と当局との争いは好まない。徹底して議論はするが、決まったことは協力し、一つの目標に向かっていく」という現職時の言葉も紹介されました。
これからも地域のため、ますます元気でがんばってください。
受章、誠におめでとうございます。
落語家 蝶花桜 馬楽師匠の独演会
蝶花桜 馬楽(ちょうかろう・ばらく)師匠は安住寺護持会役員の西ノ入、大倉 昇さんと深いご縁があり、このたび特別にお願いをして落語独演会が実現しました。
集まった皆さんが真打ちの落語に引き込まれていくかのように、たいへんな盛り上がりとなりました。
ご紹介
芸名 蝶花楼 馬楽(ちょうかろう ばらく)
昭和23年11月生まれ 広島県三原市出身
昭和44年2月 六代目蝶花楼馬楽に入門 前座名「楽がん」
昭和50年5月 二つ目昇進 「蝶花楼花蝶」と改名
昭和58年9月 真打ち昇進
平成元年 「国立劇場若手花形演芸大賞」受賞
平成3年9月 「七代目 蝶花楼馬楽」襲名
「梅花流奉詠大会」第三宗務所主催
大本山總持寺 大祖堂前にて 乙川暎元監院老師を囲んで記念撮影
11月9日、大本山總持寺の大祖堂にて開催されました。参加者約130名はいつもと違う緊張感の中、昨年の東日本大震災犠牲者供養と各々の先祖供養、日ごろ練習を重ねてきたご詠歌を心をこめてお唱えしました。
特別な許可を頂いた大祖堂の中央(大間といいます)での奉詠大会は参加者にとって素晴らしい思い出になりました。
左:安住寺梅花講からも3名が参加。先日の検定会に無事合格し、ひと安心したところでの参加となりました。お疲れ様でした。
右:千畳敷の大祖堂でご詠歌を奉詠
新年の行事予定
- だんごまき
- 3月11日(日)
毎年3月15日に近い日曜を予定
午後1時半より法要・だんごまき
皆さまぜひおいでください - 春の彼岸法要
- 3月20日(火)春分の日
先祖供養・年回法要
午前11時より法要・おとき
とうば供養をご希望の方はご連絡ください
青年会研修旅行記 「佐渡市 正法寺」
佐渡「正法寺」は能楽の祖「世阿弥(ぜあみ)」が過ごした寺院です。
能楽の祖として名高い世阿弥は父、観阿弥と共に三代将軍足利義満の庇護を受け芸道の大成につとめました。しかし義満の死後、時代の波に翻弄され、しだいに弾圧を受けるようになります。将軍家の弾圧を受けながらも義満の没後26年間にもわたり世阿弥は芸道一筋に精進しました。
しかし72歳の時、ついに佐渡への配流を言い渡されます。和泉村の正法寺にて都を偲びながら創作に没頭する生活が続きました。
ある年、日照りに悩む農民たちに頼まれて雨乞いの能を熱演すると、雷鳴と共に雨が降り出したといいます。
その時に世阿弥が使った能面は配流される以前から愛用したもので、今も正法寺に現存し、県の重要文化財に指定されています。
世阿弥は在島中にも多くの名作を生み、現在の能楽に「観世流」として今も受け継がれています。
※詳しい資料を見たい方はご連絡下さい。
編集後記
以前お伝えしました通り護持会より東日本大震災の義援金をお届けしましたが、昨年本堂に設置した義援金箱を集計し、新たにお届けしました。昨年のお盆が過ぎたころ近所の役員さんと共に開封し集計したところ「95,176円」となりました。
東北の復興にはこれからもまだまだ時間がかかることと思います。その為の費用はどれくらい必要なのか想像もつきませんし原発の問題も心配でなりません。困っている人たちを助けたいと願う皆さんの気持ちを被災地へお届けいたしました。皆さんありがとうございました。
新しい年が良い年となりますようにお祈りいたします。
住職
